MA-25-09 RANDOLFO PACHECO
MA-25-09 RANDOLFO PACHECO
※生豆20kg以上のご注文をご希望の方はこちらからお問い合わせください。
Lot Profile - ロット詳細 -
[Lot No.] MA-25-09
[Producer] RANDOLFO PACHECO
[Farm] Laguna Escondida
[Origin] GUATEMALA
[Region] Sansupo, Jalapa
[Variety] Pache San Ramon
[Altitude] 1750m
[Crop Year] January to May 2025
[Shipped] August 2025
[Farm Size] 2ha
[Process] Washed
[Processing details]
収穫期ではチェリーは毎日収穫され、その日のうちにランドルフォが新設したベネフィシオ(精製所)にて、Penagos社製のエコパルパーを使用して果⾁除去が⾏われます。
その後、コーヒーは36時間のdry fermentatinを経て、高床式の乾燥棚に移され、15〜20日間乾燥されます。
[Price]
・Farmgate Price:2,700 Quetzal/quintal parchment.
・2025年8月の世界平均農場価格:1,800 Quetzal/quintal parchment.
・FOB Price:$3.93 USD/lb
(1quintal=45.36kg / 1Quetzal=およそ20.77円※2025年8月平均)
[Background]
ランドルフォ ───親しみを込め皆からは “エル・サポ”と呼ばれている彼は、2018年に Semillaがこのグループから最初にコーヒーを 購入した際に支援することができた生産者の 一人です。
それ以来、彼は私たちにとって 大切な友人となりました。
絶え間ない困難に直面しながらも歩み続ける強い意志、穏やかで優しい人柄、そしてXinka(シンカ民族)のレジスタンス運動で掲げる理念への 揺るぎない献身に、私たちは深い敬意を抱いています。
ランドルフォにとって、コーヒー栽培は毎年が挑戦です。 私たちが初めて彼に出会った頃、従来のコーヒー販売の方法(チェリーのまま大規模 バイヤーへ売るシステム)は、彼を深刻な経済状況に追い込み、農園を維持するのがやっとという状態でした。
このグループの多くの生産者が有機栽培に関心を持っている一方で、ランドルフォのコーヒーが早い段階から有機的であったのは、 単に化学肥料を購入する余裕がなかったからでした。
その代わりに彼はヤギの糞を肥料として使用していましたが、やがてそのヤギすら飼育でき なくなり、全て手放さざるを得ませんでした。
2020年には、「イエローフィーバー」と呼ばれるこの地域特有の病害が農園全体を襲いました。
この病気は、見た目には健康で通常通り開花しているように見えるにもかかわらず、突然植物が乾燥して枯れてしまうというものです。 収穫期を迎える頃には、彼の農園の50%以上が 失われてしまいました。
その年に私たちが彼を訪ねたとき、ランドルフォは明らかに気落ちしており、これから先どうコーヒー生産を続けていけばいいのか分からない様子でした。
この病害の影響で収穫量は大きく落ち込み、通常であれば30袋ほど輸出できていたものが、わずか16袋にまで減ってしまいました。
この状況で最も厳しいのは、対処するための知識や情報が不足していることです。Anacafeのような支援がなければ、ランドルフォのような生産者は土壌分析といった手段にアクセスすることもできず、病気への対策を見出すことができません。
それでも彼は、持ち前の粘り強さで前へ進み続けました。枯れてしまった木をすべて抜き、新たにマラゴジッペやパチェ・サンラモンを植え直しました。
そして自身のコーヒーが高い評価を得たこともあり、「新しい年に向けて大きな期待を抱いている」と話してくれました。2021年の収穫量は依然として少ないままでしたが、新しく植えた木々が成長していくにつれ、今後は収量も回復していくという確かな⼿応えを感じています。
こうした大きな困難に直面しながらも、ランドルフォは2019/2020年の収穫期より、自宅での精製を始めたメンバーの⼀人です。
本来これは品質向上への関心から興味を持っていた取り組みでしたが、地元のウェットミルが1日に受け入れるチェリーの量に制限を設けたことで、結果的に自ら取り組まざるを得ない状況となったのです。
小規模生産者であるランドルフォにとって、その最低受け入れ量を満たすだけの収穫量を1日で集めることは難しく、もしチェリーをまとめて持ち込もうとすれば、発酵の問題が発生してしまうリスクがありました。
それでも彼は、持ち前の前向きさでこの挑戦を受け入れ、手探りの状態からスタートしました。
自ら乾燥ベッドや発酵タンクを整え、多くの不安や試行錯誤を乗り越えながら、結果として2年にわたり高品質なコーヒーを生み出しています。
コーヒー栽培にとどまらず、ランドルフォはレジステンシア(抵抗運動)の一員としても揺るぎない姿勢で活動を続けています。
環境を守り、鉱山発掘・開発を止めるという目的のために、24時間体制でその任務に情熱を注いでいます。実際に私たちは、彼がためらうことなく暗い道の中で違法伐採のトラックによじ登りその行為を⽌める姿を⽬の当たりにしたこともあります。
そうした強い信念を持ちながらも、ランドルフォはとても穏やかで優しい人柄で、現地で彼と過ごす時間は私たちにとってかけがえのないものです。
自らのコミュニティや伝統、そして信念のために命を懸けてきた彼のような存在を、Semillaとして紹介できること。私たちは心から誇りに思っています。
“Thank you for supporting our project, Cafe Colis Resistencia. I’m happy to know that you carry a little of my efforts with you. Although these are complicated times, the passion for coffee has been more intense in recent years.
We dedicate the time and love necessary to our coffees without ruling out the sacrifices and risks that we live with day by day.
It’s obvious that our objective isn’t only to improve our quality of life, but we are also committed to defending our land and our natural resources, which isn’t easy.
The important thing is to know that we have friends with a conscience who are interested in being part of our team.
Thank you, Brendan, Semilla Coffee and all who bought our coffee.”
「私たちのプロジェクト『Cafe Colis Resistencia』を支えていただき、ありがとうございます。あなたが私の努力の⼀部を受け取ってくれていることをとても嬉しく思います。
厳しい時代ではありますが、ここ数年でコーヒーへの情熱はますます強くなっています。
日々の中で伴う犠牲やリスクと向き合いながらも、私たちはコーヒーに必要な時間と愛情を惜しみなく注いでいます。
私たちの目標は単に⽣活の質を向上させることだけではありません。
自分たちの⼟地や⾃然資源を守ることにも、強い責任を持って取り組んでいます。それは決して簡単なことではありません。
大切なのは、志を共にし、私たちのチームの⼀員であろうとしてくれる仲間がいると知ることです。
Brendan、Semilla Coffee、そして私たちのコーヒーを購入してくださったすべての皆さまに、心から感謝しています。」───Sincerely, Randolfo Pacheco.
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